成人式をぎっくり腰で棒に振った若き日…あの瞬間は戻らない…
今年は1月11日が成人式なんですね~
どうやらわたしの地元では、1日早く成人式を行っているようですが。
で何が言いたいかというと、タイトルの通りです。出落ちです。
この時期はホントに悲しい思い出が頭をよぎります。
外には袖姿や紋付き袴の若者たちがチラホラ。
ビシッと決まっている姿は周りの目を引きますよね。
そんな新成人たちの姿を見ていると、微笑ましい気持ちになる反面、非常に悔しく、そして悲しい気持ちがこみ上げてくるのです…
もう10年以上前の話になりますが…
成人式の当日、わたしも振袖を着て、柄にもないメイクをして、「さぁ出発だ!」とワクワクしながら家を出ました。
そして階段を降りようと足を踏み出した瞬間、足元の氷で滑りそのままお尻から転倒!(北海道なのですぐ氷が張るんですよ。)
勢いよく尻もちをついて呆気にとられていたのですが、そこから立ち上がろうとしたその時です!
「ピキッ!」と腰のあたりに激痛が!!
転んだ場所からまったく動けず悶絶していたのですが、家にいた母が、そんなわたしの様子を見て異変に気付き、すぐに救急車を呼んでくれました。
(よくよく考えると、救急車まで呼ぶ必要あったのかな?とも思うんですが、その時はあまりの痛さで苦しむわたしを見て、母もパニックになっていたようで。)
そのまま病院に搬送され、成人式には当然参加できず…
同級生たちが当時を懐かしんだり、これからの人生に胸をときめかせ盛り上がっている真っ最中に、わたしは背中に定規を入れられたような体制で、1日入院するはめになったのでした。
ちゃんちゃん♪
という、涙がちょちょぎれるお話です。
今や三十路となって、遠い過去の出来事になってしまいましたが、この日が来ると「あぁ、わたしの記念すべき成人式はもう取り戻せないんだ…」と悲劇のヒロインを気取って、周囲の同情を集めるようにしています(笑)
ただ一つ嬉しかったのは、すぐに異変に気付き対応してくれた母と、事情を知って成人式を切り上げてまでお見舞いに駆けつけてくれた友人の優しさですね。
本当に感謝です。
とにかく、わたしみたいにお間抜けな事にならない様、新成人の方は気をつけて下さいね!
ぎっくり腰はホントにつらいよ!