3冠達成で話題の高橋みなみ「リーダー論」を読み終えました
高橋みなみの「リーダー論」が、1月4日付けのオリコンランキングで、新書・タレント関連本・自己啓発書の3部門で1位を獲得したようですね。
週間2.4万部で総合部門でも13位と、アイドルタレントによる本としては素晴らしい数字。
落語家の春風亭小朝、ロンブーの敦など芸能界の著名人からもお墨付きを貰っているようです。
AKBファンの友人が、この「リーダー論」をすごく薦めてきて、せっかくなのでお借りして読んでみたのですが、今日ようやく読了しました。
わたしの感想を書いていきたいと思います。
アイドルタレントによる本ですが、内容はしっかりしている
AKBの本だから…(AKB48ファンの方ごめんね!)と、正直まったく期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました。
「人とのつながり方、人の纏め方、人付き合いの大切さ」
これらについて書かれた内容なのですが、決して精神論で終わることなく、たかみな自身の経験からくる説得力というものがあります。
いろんな悩みや気持ち、そして考え方が、等身大でストレートに伝わってくるというのが第一印象です。
決して内容の薄い、よくあるタレント本ではないと感じましたね。
自己啓発本としてはいたって平凡!?
中身のない本ということは絶対にないのですが、自己啓発本として見ると少々物足りないというのが正直なところです。
書かれている事もごく当たり前のことが多く、意外性があるわけではありません。
「もっともっと自分の考え方や感性を磨こう!」と思っている自己啓発書”通”はあまり満足できないと思います。
いたって普通の自己啓発本と言えるでしょう。
決して悪い本ではない!普段、読書をしない人に読んでほしいです
「内容はしっかりしている本だけど、自己啓発書として特筆すべき部分はない。」
という感想ですが、人とのつながりに関する大切な事を分かりやすく丁寧に伝えているので、普段読書をしない人や、読書嫌いの人にも読みやすい本だと感じました。
高校生くらいの子にもオススメできるかも。
AKBファンやたかみなファンだけでなく、様々な人の手に取ってもらいたいですね。
言葉のひとつひとつがしっかり頭の中に入りこんで、読み終わった後には前向きな気持ちになれる良書だと思います。