降雪量と積雪量の違い?ホワイトクリスマスにふと抱いた疑問
今日はクリスマスです!皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
独り身には非常につらいイベントですね…もういい加減この日が嫌いになってきました。
ところで、わたしの地元では雪が降りまして見事なホワイトクリスマスとなりましたが、この雪ってホントに厄介なんですよね~
雪の降らない地域に住んでいる人にとっては綺麗な物かもしれませんが、北海道や東北に住む人間にとってはなかなか憎らしい相手なのです。
そんなこんなで雪かきをしながらラジオを聞いていたら、ふと「降雪量と積雪量っていったい何が違うんだろう?」と疑問に思いました。
今回はクリスマスから話題を逸らしてこの「降雪量・積雪量」についていろいろ書いていこうと思います。はい現実逃避ですね。
降雪量と積雪量って何が違うの?
正式にはそれぞれ「降雪の深さ」「積雪の深さ」というらしいです。
降雪の深さはある一定の時間内に新しく降った雪の量、それに対して積雪の深さはその時点での積もっている雪の深さを表しています。
つまり、時間あたりにどれぐらい雪が降ったかを指す場合は「降雪量」、現時点で積もっている雪の深さを指す場合は「積雪量」と意味合いが違ってくるんですね。
例えば、6cmの雪が積もっている場所に1時間あたり1cmの量の雪が24時間降り続いたとします。
この場合1日あたりの降雪量は(1cm×24時間)=24cmですよね。では積雪量は?
雪が6cmの状態から24cm降り積もったんだから、(6+24)=30cmと思うかもしれませんが実は違うんですよ。
雪って気温によって溶けたり重みで圧雪したりしますよね?なので積雪量は30cmより少なくなることが多いんです。
逆にものすごい地吹雪でどこかから雪が飛ばされてきた!なんてことがあれば30cm以上になる可能性だってあるという事です。(まぁそんな事は滅多にないと思いますけど)
降雪量と積雪量は単純に比例しないという事ですね。
恥ずかしながら、わたしは今まで違いをハッキリと分かっていなかったのですが、これで今度から天気予報で雪の情報をしっかりと把握できそうですね(笑)
ちなみに世界一の積雪量と降雪量は
実は世界一の積雪量を記録したのは日本なんです。
その量なんと1182cmというのですからビックリ!11メートル越えですよ!
滋賀県の伊吹山で1927年の2月14日に観測されたようで、有人観測史上1位としてギネスにも記録されているんですね。
では世界一の降雪量は?
なんとこちらも滋賀県の伊吹山!1975年1月14日に1日230cmの降雪量を記録。
2メートル以上の雪が1日に降るなんて…おそろしいです。
風によって吹き積もった結果だとこの記録を疑問視する見方もあるようですが、それでもすごい量なのは間違いないでしょう。
降雪?積雪?いずれにしても雪が降ると大変です…
しかし降雪量と積雪量の違いが分かっても、雪が降るのを止められるわけではないのがなんとも悲しいものです。
サンタさん!クリスマスプレゼントで雪を欲しがる人に、是非ともわたしの家の駐車場の綺麗な雪を届けてあげてください。
除雪はもう嫌ですよ~